R&D戦略・体制
中期経営計画2027における研究開発
明電グループが目指す社会実現に必要な技術を見据えると、既存事業では継続的なQCD改善による製品競争力の強化が重要である一方、グループの成長には新製品・新規事業の創出が不可欠です。
変化する事業環境に対して変革力・先見力を身に付け、常に新しい価値を生み出し続ける研究開発を目指し、会社の「成長」のために強みを伸ばし、新しい価値を創造するための「挑戦」を続けることを基本方針としています。また、ありたい未来を描き、新たなコア技術を獲得しながら価値を共創する「指向型研究」を実施し、「直流&高周波」「パワーケミトロニクス(パワーエレクトロニクス×電気化学)」「デジタルツインO&M」を注力技術の3本柱として定めました。


研究開発本部の体制
両究開発本部は大崎総合研究所、沼津事業所、名古屋事業所を拠点として先進技術研究所、製品技術研究所、基盤技術研究所、セラミック応用開発部の3つの研究所と開発部、遠隔監視事業推進室、3D造形事業推進室の2つの事業推進室で研究開発活動を実施しています。先進技術研究所では、イノベーションの推進、次世代事業を見据えた先進技術の探索を行います。製品技術研究所では、競争力のある製品をタイムリーに創出するべく、プロダクトデザインの推進と、具体的な製品開発を推進実行しています。基盤技術研究所では、解析、分析、大電力試験といった当社事業を支える基盤技術の継続的進化に取組んでいます。セラミック応用開発部では、セラミックの基盤技術を開発するとともに、その応用製品の開発を実施しています。
さらに2つの事業推進室は、新規事業創出に向けてそれぞれ活動を行っています。

先進技術研究所

製品技術研究所

基盤技術研究所
