お知らせ

労働災害の撲滅と安全意識の向上へ
工場内の危険をゲーム感覚で学ぶアプリ「M-search」を開発

2026年08月25日

 株式会社明電舎(以下、明電舎)は、労働災害の未然防止と従業員の危険感受性向上を目的に、ゲーム感覚で工場内の危険箇所(ハザード)を探しながら学べる危険感受性向上支援アプリ「M-search」(Mサーチ)を開発しました。全従業員が社有パソコンから利用できる環境を整備し、場所や職種を問わず、日常的に安全について学べる新たな教育機会を提供します。

「M-search」の画面

導入の背景

 厚生労働省が公表した令和7年(2025年)の労働災害発生状況によると、全産業における年間の死亡者数は700人と過去最少を更新した一方、休業4日以上の死傷者数は135,333人となり、依然として高い水準で推移しています。
明電舎ではこれまでも、安全体感教育車両を活用した実践的な教育や過去の労働災害事例を学ぶ「安全伝承館」の運営など、安全意識の向上に向けた各種取組みを継続してきました。一方で、事業所や職種を問わず多くの従業員が日常的に安全について学び、危険を自ら見つける力を高められる環境づくりが課題となっていました。
 こうした背景を踏まえ、明電舎はゲーム感覚でハザードを探しながら学習できる危険感受性向上支援アプリ「M-search」を開発し、従業員が社有PCから利用できる環境を整備しました。本アプリは、明電舎 生産統括本部 安全統括課の監修のもと、企業内オンライン教育・訓練システムなどを制作する株式会社ジョーソンドキュメンツ(代表取締役:藤澤 広忠、本社:香川県高松市)に開発を委託しています。

M-searchについて

 明電舎の生産現場をモデルにした仮想の工場を舞台に、プレイヤーが制限時間内(10分間)に危険箇所を発見・指摘する教育アプリです。資材の散乱、脚立から身を乗り出しての作業、通路上の障害物など、実際の職場で起こり得るリスクを題材に、危険箇所を見つけた際は関連する安全知識や対策に関するクイズも出題されます。危険箇所は50種類用意し、1回のプレーにつき5種類をランダムに設定。単に指摘するだけでなく、なぜ危険なのか、どのような対策が必要なのかを確認できる構成としました。これにより、従業員一人ひとりが日常業務の中で潜在的なリスクに気づき、行動に移すための実践的な学習につなげます。

 今後は利用状況や従業員からの意見を踏まえながら、ステージ数や教育テーマの拡充を検討し、明電グループ全体の安全文化のさらなる醸成に取り組んでいきます。

 明電グループでは引き続き現場の安全衛生向上に向けて、さまざまな取組みを推進してまいります。

以 上

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  
コーポレートコミュニケーション推進部  広報・IR課
電話 03-6420-8100