株式会社明電舎のシンガポール現地法人であるMeiden Singapore Pte. Ltd.（以下MSL）が今年で設立50周年を迎えたことを記念し、10月9日に同国にて記念パーティーを開催しました。

　MSLは、現地に工場を有する変圧器・スイッチギヤメーカーとして、半世紀にわたりシンガポールの電力インフラ整備に貢献してきました。これまで15,000か所以上の変電所で製品が採用されており、金融・物流・貿易・テクノロジーなど様々な分野における東南アジアのビジネスハブとして発展する同国において、世界最高水準の電力品質と安定性の実現に寄与し続けております。2024年度にはSF₆ガスフリーのスイッチギヤを電力会社より受注し、今後は既存機器から環境対応製品への更新が進む見込みです。
　また、MSLは電力分野にとどまらず、鉄道インフラや水の安定供給といった分野にも事業を展開しております。直近では鉄道関連でシンガポールMRTクロスアイランド線向けの変電機器を、水処理関連ではシンガポール公益事業庁のチェスナッツアベニュー浄水場向けにセラミック平膜をそれぞれ受注しました。
　なお、明電グループが海外現地法人を設立してから50周年を迎えるのはタイ、マレーシアに続き３か国目となります。


　MSLでは技術革新とサービス向上を両輪に持続的成長を推進し、シンガポールの発展のために力を尽くしてまいります。

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