エステル油入変圧器として業界初
環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」認証を取得
株式会社明電舎(以下、明電舎)のエステル油入変圧器※1が、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)で第三者検証を受け、SuMPO環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」 (旧名称:エコリーフ)を取得しました※2。今後の脱炭素関連市場の拡大、国内外の法規制対応を見据えた取組みで、エステル油入変圧器としては業界初となります。
「SuMPO EPD」は、SuMPOが国際規格ISO14025に準拠し、運営・管理を行うEPD(Environmental Product Declaration)プログラムです。企業間や、企業と消費者間における製品の環境コミュニケーションを世界共通の手法により促進する枠組みとして、各国で活用が進められています※3。
今回の第三者検証では、明電舎のエステル油入変圧器のライフサイクル全体のGHG排出量や、大気や水域等への影響や資源循環に関する情報等、製品に起因する環境への影響が多角的に評価されました。GHG排出量の可視化は、当製品を使用するお客様のScope3※4排出量算定の精度向上ならびに、サプライチェーン全体の排出量削減に向けた改善点の特定に貢献するものと考えます。
明電舎は今後も、より一層環境に配慮した製品の開発、提供に努め、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、ステークホルダーに対する透明性の高いESG情報開示に取り組んでまいります。
SuMPO EPDを取得したエステル油入変圧器
※1 絶縁冷却媒体として鉱油ではなく、パームヤシ油や菜種油、大豆油などのエステル油を採用した変圧器。
※2エステル油入変圧器のEPD情報はSuMPO 環境ラベルプログラムウェブサイトの下記URLにて公開。
https://ecoleaf-label.jp/epd/download/2236
※3 SuMPO EPDについては、SuMPO EPD公式ページ(https://ecoleaf-label.jp/about)ご参照。
なおSuMPOおよびSuMPO EPDは一般社団法人サステナブル経営推進機構の商標または登録商標です。
※4:サプライチェーン温室効果ガス排出量(製品の原材料調達から製造、販売、使用、廃棄に至るまでの過程において排出される温室効果ガスの量)
以 上
本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎
コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100