ニュースリリース 2022年浸水状況のリアルタイム発信で地域の水防災に貢献
佐賀市に「スマート浸水標尺」による浸水情報提供システムを納入

株式会社明電舎(取締役社⾧ 三井田 健/東京都品川区、以下明電舎)は、佐賀市(市⾧ 坂井 英
隆)に「スマート浸水標尺」(自動計測化浸水標尺)による浸水情報提供システムを納入しました。
佐賀市ではこのシステムを用いて、市民等に浸水に関する防災情報の提供を行うサービスを本年4
月25 日から開始しました。当社がスマート浸水標尺をつかった市民向け情報発信サービスを提供す
るのは、今回が初となります。

【経緯】
佐賀市は、近年の気候変動に伴い頻発・激甚化する豪雨によって内水氾濫の浸水被害リスクの増大
に対して「佐賀市排水対策基本計画(2014 年3 月)」を策定し、ポンプ場や水路・調整池整備など
のハード対策のほかハザードマップの作成・広報などのソフト対策に取り組み「浸水に強いまちづく
り・人づくり」を目指しています。中でも「浸水に対する意識の向上」の一環として市内83 か所に
浸水標尺を設置し、防災に向けた自助・共助、公助への情報活用を積極的に進めています。従来、浸
水標尺は市民や災害ボランティアの読取りや報告に依存していましたが、自動計測化の拡充によりリ
アルタイム防災情報の水防活動に活用しています。当社は、佐賀市と共に自動計測化浸水標尺による
リアルタイム監視システムの実証実験に取り組み、2021 年度までに市内29 か所で実用化に至りま
した。
また、このたび自動計測化浸水標尺(スマート浸水標尺)による防災情報の更なる活用を目指し、
市民等に周知するための浸水情報提供システムの構築を受託し、本年3月に納入しました。

【スマート浸水標尺とは】
スマート浸水標尺は、ポール状の標尺に通信装置やアンテナ、バッテリーを搭載したIoT デバ
イスです。浸水状況をリアルタイムで情報収集し、クラウドを通じて情報提供します。
■特⾧
・標尺に実装したLPWA 通信デバイスにより無線通信が可能
・標尺に内蔵したバッテリーによりセンサ・通信デバイスの電源供給が可能
・標尺を道路に設置するだけで浸水状況のリアルタイム把握が可能
<スマート浸水標尺と適用イメージ>


浸水状況のリアルタイム発信で地域の水防災に貢献
佐賀市に「スマート浸水標尺」による浸水情報提供システムを納入

【市民への浸水情報提供システム】
明電舎は、スマート浸水標尺のほか、市民への浸水情報提供システムを納入しました。このシス
テムは、スマート浸水標尺により収集した水位情報をクラウドサーバに収集し、浸水状況図などの
作成を行います。あわせて、市民が浸水状況図を閲覧できるウェブページを構築しました。このウ
ェブページは佐賀市浸水情報提供システムのウェブサイトを通じて閲覧することができ、市民はリ
アルタイムの浸水危険情報などを、容易に確認することができます。

<佐賀市 浸水情報提供システムの画面>

左から:トップ画面、過去データ表示、グラフ表示

(注)浸水状況図はイメージです。

明電舎はこれまでにも、IoT の活用により管きょ情報をリアルタイムで「見える化」する“マンホー
ルアンテナ”や、LPWA(Low Power Wide Area)ネットワークを活用して的確な水防活動を支援す
る “IoT 防災監視サービス”などを、全国の自治体にご提供しています。
今後も、製品・サービスを通じて、深刻化する気候変動に伴う社会課題の解決に寄与し、社会と
自然が調和したサステナブルなインフラ構築による、安心・安全で災害に負けないまちづくりに貢
献していきます。

■佐賀市浸水状況 情報提供サイト
https://sagacity-sinsui.aquasmartcloud.jp/

■明電舎 IoT 防災監視サービス
https://www.meidensha.co.jp/products/water/prod_08/index.html

 


本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100

浸水状況のリアルタイム発信で地域の水防災に貢献 佐賀市に「スマート浸水標尺」による浸水情報提供システムを納入(PDF:939KB)