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車両自動運転装置 ドライブロボットTYPE-i RBT-2020が
「2021 年度グッドデザイン賞」を受賞しました
~作業者の負荷を軽減できる車両自動運転装置~

2021年10月27日

株式会社明電舎(取締役社長:三井田 健 / 東京都品川区、以下 明電舎)の車両自動運転装置 ドラ
イブロボット TYPE-i RBT-2020 は、このたび2021 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日
本デザイン振興会)を受賞しました。明電舎は、自動車試験関連装置を国内外の各自動車メーカー及び
自動車部品メーカーなどに多数納めており、ドライブロボットも自動車を開発する際に使用する装置の
ひとつです。ドライブロボットは大幅な軽量化により総重量23.5kg を実現し、誰でも簡単に設置でき
る扱いやすさなど、作業者の負荷を軽減する開発コンセプトが高く評価されました。
明電グループは、今回の受賞を契機に自動車試験装置のより一層の品質向上を推進し、お客様へ最適な
ソリューションのご提供に取り組んでまいります。

  




ドライブロボット TYPE-i RBT-2020 製品概要  
ドライブロボットは、シャシーダイナモメータ上で完成車両の自動運転を行う際に使用する自動運転装置です。
人間が操縦するのと同じ様に、自動車のアクセル、クラッチ、ミッション、ブレーキ、イグニッションキーを操作し、路上と同じような運転を実現します。
※意匠登録済(意匠登録第1675397 号等)


□ デザインの背景
働き方改革が進む昨今、製造業にも女性や高齢者の現場作業への対応が進んでおり、車両試験におい
ても性別年齢関係なく作業ができる環境を提供して欲しいとの要望があります。
従来ロボット(約70kg)を車両にセットする作業では、作業者の身体的な負担や設置の難しさが
課題となっていました。体力に依存しない重量で、誰でも簡単に設置ができ、テストドライバーの

ような高度な運転をこなせるロボットが求められていました。

□ グッドデザイン賞審査委員による評価コメント(一部抜粋)
限界まで追求した設計、構造、素材は、結果として、原理に対して合理的であることによって美し
く、モノの魅力を醸し出している。そして、魅力ある機器を扱うことは、モチベーションの向上と
いう意味でも効率化につながるだろう。

□ 参考WEB ページ明電舎 自動車試験装置
https://www.meidensha.co.jp/products/automobile/

□ グッドデザイン賞/受賞製品紹介ページ
https://www.g-mark.org/about/
https://www.g-mark.org/award/describe/52086


 


本件及び取材に関するお問い合わせ先

 

 

株式会社 明電舎  コーポレートコミュニケーション推進部 広報・IR課
電話 03-6420-8100


明電舎プレスリリース_車両自動運転装置 ドライブロボットTYPE-i RBT-2020が「2021 年度グッドデザイン賞」を受賞しました(PDF:682KB)