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コロナ禍で全国初の全面在宅競り方式を採用!
在宅花き競りシステムを納入し運用を開始しました

2021年03月09日

株式会社明電舎(取締役社長:三井田 健/東京都品川区、以下明電舎)の子会社である明電システムソリューション株式会社(取締役社長:鈴木 典芳/静岡県沼津市、以下明電システムソリューション)は、大阪鶴見花き地方卸売市場(株式会社なにわ花いちば/代表取締役社長:奥田 芳彦、株式会社JF鶴見花き/代表取締役社長:森川 長栄)(※1)に在宅花き競りシステムを納入し、2021年1月末より運用を開始いたしました。

昨今の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、在宅競りシステムの運用には多くの花き業界関係者から注目が集まっています。本システムを導入した大阪鶴見花き地方卸売市場は、新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、市場内での「対面競り販売」から、「全面在宅競り販売」へと移行しました。これは花き卸市場の中では、全国初の試みとなります。

明電システムソリューションでは、2001年より機械競りシステムの販売を手掛けており、これまで20以上の卸売市場に製品をお納めし、納入実績は業界1位(※2)となります。
明電グループは今後も、社会の変化に伴う新たなニーズを満たすための提案力・開発力に磨きをかけて、お客様のビジネススタイル変革やコスト改革の実現に貢献してまいります。

生産者・花き市場側の主な導入メリット

・場所や時間に縛られない、参加しやすい競り場を提供できる。
・活発な取引、売上の増加により、出荷量の増加や安定的な出荷が見込める。
・在宅競りへの移行により導入・運用コストの削減を実現。
・落札商品は任意の時間に市場で受け渡すため、市場周辺の混雑緩和につながる。


販売者用画面


 

競り参加者側の主な導入メリット

・専用端末を必要とせず、自身の端末から、場所や時間の制限なく競りに参加ができる。
・日本最大級の11レーンの情報を1画面で見易く購入し易く、商品画像の拡大表示も可能。
・商品の先行登録機能により、気になる商品が上場すると画面表示とアラーム音で通知が届く。


購入者用画面(拡大表示画面)

※1 大阪鶴見花き地方卸売市場は、西日本最大の総合花き卸売市場であり、取扱量は全国2位。場内には切花 12店舗、鉢物 3店舗の仲卸、及び関連資材 3店舗を有する。
※2 当社調べ。国内花き市場でシステム導入可能な市場のうち、取扱高が上位50位までの納入実績。

 

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  広報・IR部 広報・IR課
電話 03-6420-8100

在宅花き競りシステムを納入し運用を開始しました(PDF:692KB)