ニュースリリース 2019年日本オーチス、明電舎 第67回電気科学技術奨励賞において「画像解析技術によるエレベータロープ点検システムの開発と実用化」が「奨励賞」を受賞

日本オーチス・エレベータ株式会社(代表取締役社長 ギヨーム・ルノー、本社 東京都文京区、以下 日本オーチス)と株式会社明電舎(取締役社長 三井田 健、本社 東京都品川区、以下 明電舎)は共同で、公益財団法人電気科学技術奨励会が主催する「第67回電気科学技術奨励賞」において「奨励賞」を受賞しました。
今回「奨励賞」を受賞した「画像解析技術によるエレベータロープ点検システムの開発と実用化」は、エレベータロープを画像処理技術により点検する「ビジュアルロープテスター」に搭載されています。本技術は明電舎の架線検測装置「カテナリーアイ」の鉄道架線カメラ撮影および画像処理技術を応用しており、ロープ式エレベーター、特に高層階の建物のエレベーターの点検において、点検時間の短縮化と効率化の向上に寄与しています。
ロープ式エレベーターの点検では、技術員によるロープ径の測定、目視点検および素線破断数の確認が行われます。これまで磁気探傷方式でのロープテスターが一般的でしたが、カメラで撮影し、画像処理において「カテナリーアイ」の技術を応用することによって、エレベーターを最下階から最上階に一定速度で一度起動させるだけで、ロープの全長のロープ径を自動測定することが可能となりました。また、ロープの劣化状況をより迅速に把握し、寿命を予測することに役立てることができ、作業効率の向上と、より適切なロープ交換計画の提案を可能にします。
日本オーチスと明電舎は、今後もエレベーターの保守技術の開発を加速させ、お客様およびエレベーター利用者の皆様にさらに安全で快適な建物内移動を提供してまいります。

 

システム構成

<ハードウェア>
・ラインセンサカメラ
(ステレオ)
・ノートパソコン
・照明および各種電源
<ソフトウェア>
・撮影用アプリケーション
・解析用アプリケーション

Bluetooth®はBluetooth SIG,Inc.の登録商標です。


 

受賞者

加藤 充(日本オーチス・エレベータ株式会社)
庄司 豊・野田 祥希(株式会社明電舎)

 

電気科学技術奨励賞について

公益財団法人電気科学技術奨励会が昭和27年に設立した電気科学技術分野に関する発明、研究・実用化、ソフトウェア開発、教育等で優れた業績を挙げた人物に贈られる賞です。
本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎  広報・IR部 広報課
電話 03-6420-8100