ニュースリリース 2019年動力計測システム事業
EVモーター単体評価ベンチの運用を開始しました

株式会社明電舎(取締役社長:三井田 健 / 東京都品川区、以下 明電舎)は、明電舎太田事業所の開発実験棟に設置した電動車両用デモシステム(以下 本設備)の運用を本日より開始しました。これは、2019年3月に業務提携したFEV社のシミュレーションソフトを組み込んだものです。今回新たに導入した理由は、製品販売の促進だけでなく、今後お客様への受託試験の提供や、明電舎のEV事業用の研究開発用設備としても活用して参ります。

本設備は、明電舎製のダイナモメーター、操作計測盤に、FEV社のソフトウェアである『オートメーションやリアルタイム・シミュレーションを実行する“MORPHEE(モルフィー)”』と『複数のCAEモデルを連成シミュレーションする“xMOD(エクスモッド)”』を組み込んだ新しい試験システムです。これにより様々なモデルソフトを利用しシミュレーションを行うことにより、EVモーター単体で車両走行状態の燃費、車両評価を行うことができる。
このような製品開発プロセスへのモデルベースの活用により、お客様の業務の効率化と開発期間の短縮に貢献します。

明電舎太田事業所 開発実験棟 設置「EVモーター単体評価ベンチシステム」構成



明電舎はEV/PHEV用モーター・インバータの製品事業と試験機システム事業の両方を有するパイオニア企業です。「中期経営計画2020」では、自動車関連事業を成長事業と位置付け、クルマの電動化に向けた試験設備の性能向上とシミュレーションや解析の強化により、製品事業の更なる品質・量産技術力の向上と事業規模を拡大するとともに、お客様やパートナー企業とともに新技術や新たな価値を創造します。

 

明電舎の動力計測事業について

明電舎は、1920年に日本初の電気動力計、1927年に日本初のシャシダイナモメーターを納入、1985年にオーム賞を受賞するローラダイナモを開発するなど、自動車試験機の先駆的な役割を果たしてきました。国土交通省や経済産業省などの研究機関や日本の自動車メーカー・部品メーカーを中心に世界の自動車の環境対策(燃費改善、排出ガス対策、騒音対策など)に貢献する多数の試験システムを納入してきました。 現在では自動車の高機能化(電動化、安全運転、コネクティッドなど)、世界的な環境規制の強化を背景としたパワートレインの多様化により、設計開発工数は増加しています。このような中で開発期間の短縮と品質確保が一層重要となっており、電動化・デジタル時代に求められるCAEを活用した効率的な評価試験ができる試験システム等の開発に取り組んでいます。また、お客様の各種試験の受託事業や次世代製品の研究開発を行っています。

明電舎動力計測システム WEBサイト



FEV社との業務提携のお知らせ(2019年3月29日発表)


EVモーター単体評価ベンチシステム





 

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  広報・IR部 広報課
電話 03-6420-8100