Innovation Activities of MEIDEN

明電グループでは、変化の激しい時代にあって新しい価値を生み出そうとイノベーション活動が盛んです。なかには製品サービスのリリースに至った事例も出て来ています。活動を推進する事業開発部が、イノベーションを起こす意義や明電舎のサポート体制を紹介します。

明電舎 経営企画本部 事業開発部 企画課 主任 鈴田照平

イノベーションはなぜ必要?

イノベーションとは、アイデアによって周囲やお客様の行動を変え、新しい価値を生み出すことです。新規事業開発はもちろん、製品改善や仕事の進め方の見直しなど、その形はさまざま。重要なのは、一人ひとりが「今あるものをもっと良くできないか」「お客様が何を求めているか」を考え行動することです。
私たちを取り巻く環境は、再生可能エネルギーの普及、デジタル化の加速、人口減少によるインフラ需要の変化など、大きく変化しています。こうした時代において企業が社会に必要とされ続けるためには、変化に対応するだけでなく、先回りして新たな価値を生み出し続けること、すなわちイノベーションが不可欠です。

事業化までのステップ

事業化への第一歩は、「このアイデア面白そう!」という一人ひとりの想いから始まります。当社では、こうした一人ひとりの「やってみたい!」という想いを起点に、ボトムアップで事業化を目指す取り組みを大切にしています。そこから「どのような課題を、どのような方法で解決できるのか」という仮説を立て、市場調査や専門家との対話を通じて検証を重ねていきます。このプロセスは大きく3つの段階に分かれます。まずアイデア創出段階では、アイデアの方向性を定めながら、市場性や実現可能性を見極めます。次に仮説検証段階では、試作や検証を繰り返し、ビジネスモデルの具体化と精度向上を図ります。そして事業化準備を経て、最終的に事業として社会に価値を提供していきます。

事業創出までの流れ

明電舎のイノベーション活動

明電舎では社内アイデアコンテストや、新しいことに挑戦したい社員同士が交流できるさまざまなイベントがあります。そのイベントのひとつが「MEIANチャレンジ」です。当社の明日を変えるような "メイ"案 を募集し、選考を通過したチームが最終発表を行います。最終発表では、参加者投票と役員審査により優秀アイデアを選出します。こうして生まれたアイデアは、「未来テーマ」へとつながっていきます。未来テーマは、技術や製品・サービスなど、新たな価値創造に結びつくテーマとして、実際の事業化に向けて推進する取り組みです。
MEIANチャレンジで「アイデアを生み出す」、未来テーマで「事業として育てる」という一連の流れを通じて、一人ひとりの想いを社会への価値提供へとつなげています。そのほか、毎回異なるテーマについて社員が気軽に参加して話し合う「イノベーションサロン」や、未来テーマで採用された取組みを披露・展示し、来場者の意見を収集する「未来テーマコミュニティ」など、多様な活動を実施しています。

事業開発部長より 明電舎 経営企画本部 事業開発部長 坂野仁美

夢の実現にチャレンジする人を歓迎します!

明電舎では、イノベーションのあるべき姿を実践する活動として、M(明電舎の)、A(明日を)、S(創造する)、T(考える)の頭文字をとった「MASTプロジェクト」を2022年にスタート。さまざまな新規事業のアイデアが生まれ、実際にお客様へ製品サービスを提供し、お金をいただけるレベルまで成長するテーマも生まれ始めました。
今ある製品・技術からの発想より、社員の皆さんが描く「夢」を起点に、それを実現するイノベーションを起こしていきたいです。利益を出すことは大切ですが、自分で何かを生み出すときの苦労を味わうことにも大きな意味があります。また、「距離が遠い人と話すほどイノベーションが起きやすい」と言われますが、多様性に満ちたグループ内外でアイデアのヒントをくれる人もたくさんいます。重要なのは、この事業をやりたいという強い気持ちと、人を巻き込む力です。夢に挑戦する人を私たちはいつでも応援しています!