明電真空コンデンサ

真空コンデンサ真空コンデンサ ラインアップ

国内唯一の真空コンデンサ。全機種「RoHS指令」に対応しています。
当社は、40年以上にわたる真空遮断器の開発・製造を通じて蓄積した真空に関する技術・ノウハウを活用し、信頼性の高い真空コンデンサの開発・製造を行っています。
真空機器の製造方式には、真空ポンプによる常時排気方式、製造段階での真空封止方式がありますが、当社の真空コンデンサは真空封止方式により製造し、且つ真空状態を長期間維持するような仕組みを取り入れています。
・内部抵抗誘電体損失が極めて小さい。
・真空容器内に電極があるため、外的要因である気圧・温度・湿度・塵埃による特性への影響がほとんどない。
・真空のため、放電しても絶縁は自己回復する。温室効果ガスや劣化するオイル等は使用していない。
・真空が維持される限り、耐電圧・容量特性に変化・劣化がない。真空容器の真空寿命は10年以上。
・絶縁破壊電圧が大気の10倍以上と高く、小型軽量に製品化が可能。
ラインアップ豊富に取り揃えています。特殊仕様・カスタマイズ対応につきましてもご相談ください。お取扱い上・運用上の注意点、また、特性に関する説明に関してはカタログをご覧ください。

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特長

適用分野
真空コンデンサの特長
  • 低損失
  • 安定性
  • 安全性
  • 長寿命
  • 高耐電圧

ラインアップ一覧

可変コンデンサのラインアップ

固定コンデンサのラインアップ

真空コンデンサとは

真空コンデンサは、数あるコンデンサの中でも、ESR(直列等価抵抗)が低く、誘電体損失が極めて小さい電気部品です。
そのため、1M~数100MHzの高周波での許容電流が大きく、温度特性も非常に良好なコンデンサとなっています。
電極部は真空中にあるため、温度、湿度、塵埃による影響は殆どありません。
比誘電率は1で、静電容量は1pF~6000pFと小さく、電極部を真空で絶縁しているため、耐電圧は3kVp~40kVpまであり、高い電圧が必要な用途に最適です。

内部構造

真空コンデンサは電荷を蓄積する電極部分をセラミックスの真空容器内に配置した高性能なコンデンサです。通電に伴う発熱に強いセラミックス筐体の採用、絶縁性能の高い真空構造などにより、小形で高耐電圧・大電流通電を実現しました。大電力アプリケーション向けに高い信頼性を有しています。コンデンサの誘電体が真空であり、絶縁性が高く損失の少ないセラミックスや低損失の電極材料を使用しているため、損失係数が非常に小さく抑えられています。可変容量形真空コンデンサは、真空容器に設置された対向電極の片方を上下に移動させることにより対向面積を増減させることで静電容量を変化できる構造となっています。
また、固定容量形真空コンデンサは真空容器内の対向電極が固定されており対向面積が変化しないため、静電容量が変化しない構造となっています。

固定タイプ

FS・FCシリーズ

FHシリーズ

可変タイプ

VPシリーズ

UWシリーズ

VWシリーズ

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