カーボンナノ系冷陰極X線管
120kV-X線管(2019年10月販売予定)
X線撮影画像例(電動ドリル)
管電圧:110kV、管電流:0.1mA、照射時間:0.5秒
X線撮影画像例(携帯電話)
管電圧:110kV、管電流:0.1mA、照射時間:0.5秒
真空固定コンデンサ
管電圧:80kV、管電流:0.1mA、照射時間:0.1秒

産業用コンポーネント非破壊検査分野向け機器
カーボンナノ系冷陰極X線管

X線検査装置は、医療診断、工業製品や構造物の非破壊検査、空港等の手荷物・貨物検査など様々な分野で利用されており、安心・安全な社会を実現するために、今後、需要拡大が見込まれる装置です。 このたび、当社は、X線検査装置のX線発生部分に搭載するX線管の製品化に成功し、管電圧120kVのX線管2019年10月から管電圧120kVX線管の販売を開始する予定です。

お問い合わせ

製品特長

X線撮影イメージ
X線撮影(携帯電話)

カーボンナノ系冷陰極X線管は、陰極にカーボンナノ系電子源を使用したX線管です。
この電子源は、カーボンナノ構造の先端から電界電子放出により電子を放出する方式で、既存の熱陰極X線管(タングステンフィラメントを加熱して熱電子放出により電子を放出する方式)に比べ、ヒーター電源や予備加熱が不要なため、小型・軽量・省エネが可能な電子源です。

  • 小型・軽量化:大きさ・重量が半分以下(当社調べ)
  • 省電力化  :乾電池でもX線発生が可能
  • 待機時間レス:瞬時照射が可能(パルス照射可能)

用途・ソリューション

冷陰極Ⅹ線源

産業用・セキュリティ用などのさまざまなX線検査装置の小型化を実現可能。

産業用

  • インフラ検査
  • 異物混入検査
  • 製造工程内検査

セキュリティ用

  • 手荷物検査
  • 不審物判別検査

冷陰極X線管の実施例 [(国研)産業技術総合研究所]

小型軽量な非破壊検査用パルスX線源を開発

カーボンナノ構造体を利用した可搬型X線源を開発

仕様一覧

10月販売開始予定 開発中
管電圧 120 kV 40 kV~200 kV
管電流 1 mA ~3 mA
全長 85 mm ~120 mm

最大径

φ26 mm

~φ55 mm

重量

160 g

~800 g

ターゲット

タングステン

タングステン

※使用する際には、絶縁油浸または絶縁モールド等の外部絶縁が必要です。

製品化に向けて

製品化するX線管は、カーボンナノ系冷陰極を搭載したX線管で、熱陰極X線管に比べ、小型・軽量・省エネが可能なX線管です。 これまで製造工程が難しく製品化にいたっていませんでしたが、当社の明電舎の真空技術(真空コンデンサの可変機構と真空炉中真空封止方式)を応用することで、製造工程を簡素化し、製品化に成功しました(明電舎特許技術)。また、量産化も可能になりました。


10月発売予定


開発中

 

※本製品は、(国研)産業技術総合研究所及びライフ技術研究所(株)の技術を使用しています。また、当社は本製品の製造・販売に関し両社と特許実施許諾契約を締結しています。

サンプルお申し込み

お問い合わせフォームに以下ご記入いただき、お申し込みください。
  1. 1.用途
  2. 2.管電圧
  3. 3.管電流
  4. 4.照射時間
この製品に関するお問い合わせ
[電子機器事業部 営業部]

03-6420-7610