システム自立運転機能付き自家消費型太陽光発電システム

工場・事業所・倉庫の屋根や、遊休地に太陽電池を設置し、太陽光発電設備から発電した電力を全て需要家様の設備構内で消費(自家消費)するシステムです。
商用系統停電時に太陽光発電システムを商用系統から切り離し、特定負荷に給電することが可能です。SP320シリーズ(定格出力電力:250kW / 100kW)は、系統停電時でも日射がある日中は太陽光発電システム単独で発電を行います。大容量の自立電源を一括で確保できるシンプルな構成を組むことができます。
ご採用施設(例) 工場・事務所棟・ショッピングモール
令和2年度 環境省補助金「サプライチェーン改革・生産拠点の国内投資も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業(脱炭素化の推進や防災に資するオンサイトPPAモデル等による自家消費型太陽光発電設備等の導入化支援事業)」採択実績有り。

特長

  • CO2削減/環境負荷低減に貢献
  • 商用系統停電時には自立運転機能により特定負荷へ給電
  • 大容量の自立電源を一括で確保

自立運転関連仕様

形式 SP320-250T-N SP320-250T-G SP320-100T-N SP320-100T-G
自立出力 電気方式 三相3線式
最大出力電力 75kVA 30kVA
定格出力電圧 420V/440V
定格周波数 50Hz/60Hz
定格負荷力率 遅れ0.9以上
過渡電圧変動特性 JEC2433 class3
電圧精度 定格電圧の±3%
周波数特性 定格周波数の±0.1%以下
電流ひずみ率 各次3%以下 総合5%以下(線形負荷の場合)
電圧不平衡比 3%以下(線形負荷の場合)
出力回路数 1回路 最大2条
(ケーブルサイズ最大325sq)
1回路 最大2条
(ケーブルサイズ最大200sq)

システムイメージ


自立運転機能を使用する場合には、別途切替盤が必要となります。
自立運転は手動操作により運転開始します。
複数台のパワーコンディショナが自立運転する場合、個別の回路を設けていただく必要があります(並列運転不可)。
最大出力電力は日射量と太陽光発電パネルに依存します。

利用例