セラミックアンカー
セラミックアンカー構成

セラミックインサートセラミックアンカー(後施工アンカー)

セラミックアンカーは後施工アンカーです。穿孔機で所定の径、深さの穿孔を行い、定着材によって固定します。

お問い合わせ

製品特長

コンクリート埋設時に型枠にセットし、コンクリートが硬化した後、ねじ部を利用して目的に応じた金具などを金属製のボルトで固定します。
セラミックインサートは、高純度なアルミナ(Al2O3)製であるため、以下の特長があります。

  • 高い絶縁性のため、電食が発生しない。

    金属ボルト、コンクリート内の鉄筋との接触による異種金属間接触腐食(電食)が発生しません。

  • 高い耐食性のため、悪環境にも強い。

    酸、アルカリ、高湿度、海水などの悪環境下においても高い耐食性を発揮します。金属のように錆びないため、塩害対策や上下水道など水の多いプラントにも最適です。

  • 高い耐火性のため、高温時でも変形・劣化が起こりにくい。

    製造工程で最高1600℃の高温で2日間かけて焼成するため、火災などで高温にさらされても金属製と比べて変形・劣化が起こりにくく、耐火対策用にも最適です。

  • 比透磁率=1

    磁気を帯びません。一般財団法人ファインセラミックスセンターにて容量法にて測定しました。

仕様一覧

セラミックアンカーの寸法・構成

  • その他詳細につきましては、カタログを参照願います。

施工法

セラミックアンカーの施工法

明電セラミックアンカー

セラミックアンカーは後施工アンカーです。
穿孔機で所定の径、深さの穿孔を行い、定着材によって固定します。
定着材については、セメントモルタルカプセルの「エスアールタイト」、セメント系注入式の「セメフォースアンカー」、エポキシ樹脂注入式の「HIT-RE500V3」をご推奨します。

セラミックアンカー

セラミックアンカーの強度

セラミックアンカーは高品質、高純度のアルミナ原料を用い、独自の製造方法により、製造しております。セラミックアンカーのねじ部の強度は、強度区分5の鋼製ナットと同等以上です。
(例:M12サイズ≧51.4kN)。この強度を確認するため、製造ロットごとにねじ山の強度試験を実施しています。

安心の価格設定

セラミックス製品は金属製品と比較して高価なイメージがあります。それは、セラミックスが硬い為、ダイヤモンド等での加工が必要となるからです。
セラミックアンカーは、加工が不要な成形型を用いて製造されます。
また、明電グループである利点をいかし、共通の資材ルートを利用することで、SUS製インサートと同等以下の価格を実現しています。

この製品に関するお問い合わせ

03-6420-7480