安波ダム管理用小水力発電所沖縄総合事務局 北部ダム統合管理事務所様 安波ダム管理用小水力発電所

導入効果

・河川維持放流水を有効利用した水力発電設備を 設置することで、年間発生電力量509MWh(約110世帯に電力供給できる発電量)を発電
・災害時に商用電源が停電した時にも、自立運転することで、ダム管理用電源に電力を供給し運用を維持
・CO2排出量の削減

導入の背景

維持放流水を利用した水力発電設備を設置することで、ダムの維持管理費を低減を図ることと、商用電源が停電した場合に自立運転することで、ダム管理用電源に電力を供給し運用を維持することを目的としています。

自立運転を可能とするため、PMGを採用しています。

発電所

制御盤、フルコンバータ盤

ポンプ逆転水車とPMG発電機(1)

ポンプ逆転水車とPMG発電機(2)

【機器仕様】

水  車 :ポンプ逆転水車

・67kW - 1070min-1 - 39.23m - 0.25m3/s

発 電 機 :永久磁石式同期発電機(PMG)

・63kW - 1070min-1

制御装置 :フルコンバータ

・PMG制御 ・系統連系保護 ・単独運転検出機能

                  全機能一体形制御保護装置(MYGENEQUE)

・シーケンス制御機能 ・発電設備保護継電器機能