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ICP・
環境価値評価
インターナルカーボン
プライシング(ICP)とは?
企業活動の脱炭素化推進に活用
インターナルカーボンプライシング(ICP:Internal Carbon Pricing)は、組織が内部的に使用する炭素価格であり、組織が独自に自社の炭素排出量に価格を付け、何らかの金銭価値を付与することで、企業活動の脱炭素化推進に活用することができます。
炭素の排出量に価格付け
カーボンプライシングに関する制度
炭素の排出量に価格付け
インターナルカーボンプライシングInternal Carbon Pricing
ライフサイクルアセスメント(LCA:Life Cycle Assessment)とは、ある製品・サービスのライフサイクル全体(資源採取―原料生産―製品生産―流通・消費―廃棄・リサイクル)又はその特定段階における環境負荷を定量的に評価する手法です。LCAとICPで組織が独自に炭素排出量に価格付けし、脱炭素化の推進に活用していきます。
- ◇実際の課金無し:
- 気候変動リスクの見える化、脱炭素投資の指標として活用
- ◇実際の課金有り:
- 社内で排出量に応じて資金を回収し、低炭素投資へ活用
明電グループのインターナル
カーボンプライシングの推進
2021年4月からインターナルカーボンプライシング制度を導入して設備投資計画に伴う排出量を内部炭素価格で費用換算し、投資判断材料の一つにしています。
今後も設備導入の投資判断において、安全性、生産性とあわせて環境負荷低減を考慮した投資判断をすることで、さらなる事業活動における温室効果ガス排出量削減を推進していきます。
ライフサイクルにおける温室効果ガス排出量削減効果試算例
エコタンク形真空遮断器
- 地球温暖化防止に貢献
- 遮断部に真空インタラプタ、絶縁に乾燥空気を使用した温室効果ガス(SF6ガス)を使用しないタンク形真空遮断器です。
- 省資源・省エネルギー
- アルミタンクの採用・タンク内部の電界最適化により、機器の軽量化および通電損失の低減を実現しました。