ニュースリリース 2018年リチウムイオンバッテリー対応瞬低対策機能付
パワーコンディショナーを納入しました

株式会社明電舎(取締役社長:浜崎祐司 / 東京都品川区、以下明電舎)は、三井農林株式会社(代表取締役社長:堺 弘行/東京都港区、以下三井農林)須玉工場(山梨県北杜市)にリチウムイオンバッテリー(以下LIB)対応の瞬低対策機能付大容量パワーコンディショナー(以下PCS)を2018年1月に納入し、2月より運用開始しました。LIBと接続したPCSの出荷は明電舎として国内メーカー研究所向けにお納めした初号機に続く2号機目になります。


本案件は、東京電力エナジーパートナー株式会社(代表取締役社長:川崎 敏寛)の100%出資子会社である日本ファシリティ・ソリューション株式会社(代表取締役社長:柴田 祐亮)を通じて受注したものです。
納入台数は1台で容量は2,400kVAです。また、接続したLIBは株式会社村田製作所製になります。

本製品の採用・導入の背景として、瞬低対策とデマンドレスポンス(以下DR)があります。
瞬低とは瞬時電圧低下のことで、落雷などにより瞬間的に電圧が低下すると生産ラインの緊急停止が発生し、製品品質に影響を与え、莫大な損害を引き起こす可能性があります。そこで瞬低対策装置を導入することで瞬低が発生しても一定の電圧を供給し続けることができ、生産ラインを保護します。
一方、DRとは電力ピーク(需給逼迫)時に、安定した電力供給を行うための施策です。需要家が電力会社等から電力ピーク前に受けた節電要請にともない、ピーク期間中に節電等で抑制した分の電力量に対し報酬を受け取る仕組みです。蓄電池を導入すれば、夜間などに充電した電力を電力ピーク時に放電することで購入電力量を抑えることができます。今回納入した蓄電池用PCSはDR要請の際に蓄電池への充電・放電を行います。

明電舎の蓄電池用PCSは1996年の発売開始より現在まで100サイト以上、累計容量200MVAの納入実績があります。今後、生産設備の瞬低対策用としてはもとより、VPP(バーチャルパワープラント)※1が普及することで年間販売目標10サイト以上として受注拡大を図ってまいります。

瞬低対策機能付PCS特長

1.負荷平準化(ピークシフト)機能。
蓄電池を夜間充電し昼間放電することで1日の電気使用量を平準化させ、負荷平準化により電力料金の削減が可能。
(下サンプル図参照)
2.電力系統から切断された際に蓄電池への放電指示を自動で行うことが可能。
(自動運転機能/BCP対応)
3.瞬低補償機能
4.非常用発電機の安定運転


仕様一覧


「NAS」は日本ガイシ株式会社の登録商標です。


※1VPPとは、分散している発電設備などをひとつに束ねて、あたかもひとつの発電所のように利用する仕組みのこと。それぞれの設備の発電量や蓄電量が小さくても、まとめて制御することで、大規模な発電所のように電力の需要バランス調整に役立てることが可能。
□明電舎PCS 関連製品ページ
http://www.meidensha.co.jp/products/energy/prod_07/index.html



本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  総務部 広報課
電話 03-6420-8100