MEIDEN 明電舎

CLOSE UP機械系先輩社員

新たな開発案件を引き寄せ、
成否を左右する顧客接点を
担っています。

発電システム技術部 システム技術課

石黒 勝麻SHOMA ISHIGURO

2013年 入社

顧客のニーズに技術者の視点で応える

私は現在、営業技術職として、非常用発電設備を扱っています。この設備は、停電時でも電気を停めてはならない病院や放送局には必ず設置され、一般の施設においても火災等による停電の際にスプリンクラーや非常灯などへ電気を供給する役割を持つ保安製品です。具体的な業務としては、お客様から発注された仕様書を読み解き、必要としている製品を正しく把握し、工場へ製作を依頼します。仕様書を読むだけでは、不十分な場合もあるので、お客様のところへ足を運び、詳細な打合せを行うこともあります。営業技術としてのやりがいは、やはりお客様の期待に応えることです。細かい仕様の打合せを繰り返して完成した製品がお客様のもとへ届いた際に、「まさに必要としていたものだ」と言われることが最大の喜びであり、そう言ってもらえるように頑張っています。

顧客ニーズを確実に把握して信頼を回復

私は現在、某大手電力会社向けの移動用電源車を担当しています。その電力会社へは10年以上前より、数多くの台数を納入しています。しかし、ある時に先方の担当者から「明電舎の電源車は10年の時が経過しても中身が変わらず、進歩が感じられない」とお叱りを受けたのです。このままでは長年にわたって築いてきた信頼関係を崩してしまいます。失いかけた信頼を取り戻すため、初心に帰り、その電力会社の移動用電源車に対する最新ニーズを汲み取っていくことにしました。まずは、過去10年の間に起きた不具合事例をまとめ、再発防止に向けた対策に着手。さらに、10年間でお客様からいただいた要望を再確認し、次に提案する電源車の仕様に展開する素案を作成しました。こうした対応が奏功し、現在は、設計担当とともに新たな電源車を検討してもらえるまでに挽回しました。信頼を完全に取り戻すために、引き続き挑んでいきます。

大学で学んだ力学を応用する場面は多い

明電舎は電機メーカーとして幅広い分野に向けて多彩な製品を提供しています。その膨大な製品ラインナップの中には、ダイナモメータやモーター、発電機など機械系出身者が活躍できる製品群が数多くあります。私も以前、配管系統を検討する場面で、大学で学んだことを存分に活かすことができました。それは、発電設備を納入する案件でした。付帯設備として燃料タンクや冷却水槽を併せて納めることになったのですが、その際に発電設備から燃料タンクの間にポンプが必要になるか、必要であればポンプの容量はどれくらいが適正か、配管パイプのサイズはいくつにするか、などといった諸々の検討を行う必要が発生しました。この時に、大学で学んだ流体力学の知識を存分に活かし、事態を大きく前進させることができたのです。

これからチャレンジしたいこと

2011年の震災以降、市場が急速に拡大した非常用発電設備ですが、ここ数年は減少傾向にありました。現在は増加に転じていますが、それが長続きする保証はどこにもありません。こうした変動の激しい市場で生き残るためには、お客様に愛される存在であることが必要となります。私の5年後、10年後の目標は、お客様に信頼され、愛されるエンジニアになることです。この目標を達成するため、技術的な知識を増やすのはもちろんのこと、お客様が求めている仕様を完全に把握し、提案する製品に確実に展開していくことを、日々の業務の中で心がけています。