共創による価値創出

VUCAの時代に対応する明電舎の選択。

社会インフラ業界が迎えた転換点

電力、鉄道、上下水。
人々の生活を支える施設を守り続けてきた業界は、何十年も同じビジネスモデルで成長してきました。
製品の性能と品質を極める。
その後の保全は、ベテランエンジニアの経験と勘に委ねる。
現場を知り尽くした彼らの深い知識と信念があってこそ、社会インフラの安定は支えられてきたのです。

ところが、その安定が揺らぎ始めました。
長年現場を支えてきたエンジニアが、一斉に定年を迎え始めたのです。
彼らが持つ知識と経験は、簡単には後進へ引き継げません。

一方で、社会はかつてない速度と複雑さで変わり始めていました。
カーボンニュートラル、デジタル化、顧客ニーズの多様化——。
業界全体が、問い始めたのです。

「このままで、いいのか」と。

経営課題として立ちはだかる壁

ベテラン退職とノウハウ喪失のイメージ
01

保全品質の維持

ベテランの退職とともに、蓄積したノウハウを喪失。限られたリソースで従来と同じ品質を維持する体制が急務です。

移り変わるニーズのイメージ
02

変化するニーズへの対応

かつてのように事前に完全な仕様を定義することが難しい。従来の提供方法では、ニーズの変化に追従できません。

差別化の難しさのイメージ
03

差別化の難しさ

ライバル企業との機能差は縮小する一方。製品の提供だけでは、競争優位性の確保が難しくなっています。

カギは「使うときの価値」にある

これらの課題を根本的に解決する鍵は、従来の「製品品質」を追い求めることではありません。
お客様が製品やサービスを実際に使う中で体験する価値—「利用時品質」を追求することにあります。

仕様どおりに動くこと(プロダクト品質)は、もはや前提条件にすぎません。
本当に価値を決めるのはその先。
現場で役に立ち、課題を解決できているか。
そしてその利用時品質を高め続けるには、つくり手だけでは限界があります。

※ 利用時品質とは、ユーザーが実際にシステムを使用する際に体験する価値を示す概念です。プロセス品質とプロダクト品質はその基盤となる必要条件ですが、利用時品質こそが製品やサービスの真の価値を決定する、最も重要な要素です。

求められるのは、お客様と共に価値を高め続ける
「共創」というアプローチです。

提供価値を「拡張」する

これまでの「製品提供」を基盤としながら、その先で、お客様と継続的に価値を高めていく。
明電舎が描くのは、提供価値の“拡張”です。

従来の提供価値

  • 「製品の提供」が完結点
  • 製品の性能・品質を極める
  • 事前に完全な仕様の定義が不可欠
  • ニーズ変化への追従に難がある

この「提供価値の拡張」を実現する基盤こそが、MEIDEN CONNECTです。
お客様と共に経営課題を解決し、同時に社会課題の解決にも貢献します。

MEIDEN CONNECTを基盤に、IoT・データ・ソリューションを通じてお客様の真の課題に価値を提供する流れ
MEIDEN CONNECTを基盤に、データとソリューションでお客様のビジネスの成功に貢献する

共創を支える3つの特徴

01アジャイル型のアプローチ

価値を提供し、フィードバックを得る短いサイクルを繰り返す。
市場や顧客ニーズの変化を素早く捉え、システムと提供価値を継続的に進化させていきます。

  • 複数の視点を持つドメイン専門チーム
  • 定期的に成果物を検証し、利用シーンでの効果を確認して次サイクルへ反映
  • 美しさだけでなく、実用性と効率性を兼ね備え、顧客が真に求める価値を損なわず向上させる設計
アジャイル型開発のサイクル図

02データの活用

特高変電所、配電網、エネルギーマネジメント、鉄道・水道——
社会を支える現場で培ってきた電気技術と専門知識。それが私たちの強みです。

  • 設備データを収集・分析し、現場の経験知と結合して最適なソリューションへ
  • 単なる分析ではなく、データの背景にある“真の経営課題”を発見し根本解決する
データ活用の概念図

03デジタル・ラボ

アジャイルと共創の拠点として、社内外のステークホルダーと価値を創出する拠点。
先進技術の導入から人財育成まで、共創に必要なあらゆる挑戦を実施しています。

  • AI・IoT・クラウドなどの先進技術をいち早く導入・検証し、実用化を目指す
  • お客様の経営課題を理解し、共に解決策を考える人材の育成
デジタル・ラボの様子

MEIDEN CONNECTの導入事例

MEIDEN CONNECTが業界の課題をどう解決しているのか。先行事例でご確認ください。