課題解決から価値創造へ。
MEIDEN CONNECTの上で動くアプリケーションが、すでに現場で確かな成果を生み出しています。
経験と勘に頼ってきた保全を、IoTとクラウドで「データを活用した保全」へ転換。人手不足の環境でも、これまでと同等以上の保全品質を実現しています。

工場やビルへの安定的な電力供給において、電圧変換を担う重要な設備です。
明電舎の沼津事業所では、特高変電所の老朽更新に際し、これまで培った技術を集結させ、社会課題に対応する先進的な変電所を構築しました。

各種のセンサー・カメラを配置し、設備状態を多角的に把握します。

設置したセンサー・カメラから、常時データを自動で収集。
人間では見落とす変化や、外観からは把握できない変化を捉えることができます。
取得したデータは、巡視点検開始時にタブレット端末へ自動記入。
異常値や特に確認すべき項目を事前にお知らせします。


設備全体を3Dで可視化することで、異常箇所を直感的に特定。
複雑な設備構成も経験に依らず一目で理解できます。
インターネット接続で、オフィスや別拠点からリアルタイムに設備状態を確認。
現場に赴くことなく、いつでもどこからでも詳細な情報を把握できます。
長期的なデータ蓄積により、設備の劣化傾向を把握。
CBM管理に活用できます。

その他の様々な要因を掛け合わせ保安規程を改定。
停電を伴う定期点検を1年から6年周期に、巡視点検を1週間から1ヶ月周期に延伸し、点検項目の削減も行いました。
停電点検を実施しない年の定期点検は無停電で実施。
停電による機会損失と保全コストを両立した効率的な保全を実現しています。
点検のための休日出勤を削減し、保全業務の負担を軽減しています。
電気鉄道の架線状態を営業車両で検測。オンプレミスからクラウドへ転換し、拠点をまたいだ情報共有と固定資産の削減を実現しています。

電気鉄道の架線(カテナリー線)の状態を検査するシステムです。
電車に搭載したカメラやセンサーで架線状態をセンシングし、解析により摩耗・偏位・高さなど複数の項目を自動的に測定します。



車上装置で取得したデータをMEIDEN CONNECTへアップロードし解析を実行すると、摩耗・偏位・高さなど複数の項目で測定されます。
各保守拠点からインターネット経由でMEIDEN CONNECTにアクセスすることで、最新の検測結果を確認できます。
物理的な記録媒体の輸送が不要になりました。
MEIDEN CONNECTで解析を行うため、従来は拠点ごとに導入が必要だった解析装置を必要としない構成にできます。
これにより、初期費や更新費が不要となります。
車上装置およびMEIDEN CONNECTを含む、架線検測に関するシステム全体をサブスクリプション化することで、顧客が保有する固定資産を削減し、顧客の経営を支援します。
山間部に点在し移動に時間を要する水力発電所。スマート保安の技術成果を展開し、モバイル端末1台で現場業務を支える仕組みを構築。実発電所でPoCを進めています。

水の流れや落差を利用して電気をつくる発電所です。
多くは山間部に点在するため、点検のための移動時間や、発電所ごとに異なる保全技術の継承が課題になりやすい領域です。
従来は目視で確認していた情報をセンサーで収集し、現場計測端末とデータ連携。
監視制御装置でしか見られなかった運転状態を、インターネット接続でどこからでも確認できます。

複数の計測値の相関を分析し、発電効率の低下など設備状態を視覚的に把握できます。


ベテランが経験の末に保有する知見を、選択式インタフェースで体系的に可視化。
経験に依存せず、誰もがモバイル端末からこの情報を活用して保全を行えます。
モバイル端末で点検入力。
従来の手書き記録から転換し、その後の帳票出力までの作業を自動化しています。

監視制御装置から得られる発電設備の運転状態と、気象情報などの外部データを統合表示。
運用判断の効率化に寄与しています。
※ 某所の実発電所にてPoC(Proof of Concept)を実施中。現場からのフィードバックを通じて、さらなる価値向上のために検証を続けています。

沼津事業所の特高変電所を拠点に、明電舎が開発している先端技術や実証段階にあるソリューションを検証し、お客様の課題解決へと進化させています。ここで磨かれた技術は、やがて業界全体の未来となります。
明電舎製のロボット「コノリー(Conory)」にドローンを搭載し、遠隔からの現場把握と自動情報収集を検証しています。
離れた場所からでもリアルタイムに現場状態を認識でき、設備保全に必要な情報を自動取得します。



沼津事業所での自動巡視ロボット・ドローンによる点検実証の様子