ニュースリリース 2020年ODAによる既設海外水力改修
ミャンマー・セダウジ水力発電所改修プロジェクトを受注しました

株式会社明電舎(取締役社長 三井田 健/東京都品川区、以下明電舎)は、ミャンマー電力エネルギー省、電力発電公社(以下、EPGE)より豊田通商株式会社が受注した、ミャンマー・セダウジ水力発電所改修プロジェクトに関して、発電機などの改修を2020年3月に受注しました。本プロジェクトは、日本政府が独立行政法人国際協力機構(JICA)を通じて実施する有償資金協力(ODA)によって資金供与されます。完工は、2024年2月を予定しています。

ミャンマーでは経済成長に伴い電力需要が高まっており、供給力確保が急務となっています。同国の電力需要の約6割は水力発電所で賄われていますが、設備の多くが老朽化によって出力低下が発生し、定常的に計画的停電を実行しなくてはならない状況です。
今回改修を実施するセダウジ水力発電所は、ミャンマー第2の都市であるマンダレーの北東約100kmにあり、同都市の電力需要の約10~15%(年間発電量130GWh)を賄っています。通常、水力発電所は運転開始後10年ほどで精密点検や改修が行われますが、同発電所はそのような点検・改修がされないまま30年以上にわたって使用されています。

本プロジェクトでは、発電所の主要機器(水車・発電機など)と水門の改修を実施します。
明電舎の受注範囲は、13,888kVA発電機2台のオーバーホールと改修、天井クレーンと空調換気装置の部分更新です。発電機は固定子と回転子のコイル巻替、ブラシレス化改造、軸受更新などを実施します。
なお、水車の改修と制御装置の供給は東芝エネルギーシステムズ株式会社、水門関連機器の納入は日立造船株式会社が担当します。本プロジェクトによって、セダウジ水力発電所は出力が回復し、ミャンマーの基幹電源の一つとして、今後も安定的に運転することが可能となります。

明電舎は、本プロジェクトを通してこれまでの経験・実績を活かし、今後もASEAN地域の既設水力発電所改修案件の受注拡大を図ってまいります。

■発電所所在地


■発電所外観 



本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  広報・IR部 広報課
電話 03-6420-8100


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