MEIDEN 明電舎

MEMBER社員紹介

電力の安定供給に貢献するために、
高性能な遠隔監視装置を
開発する手を緩めない

回転機システム工場 装置設計部 電気設計課

田中 喜智YOSHITOMO TANAKA

2012年 入社

発電所を遠隔監視する装置を
開発しています

私は発電所の遠方監視を実施する装置の開発業務や、出荷時の設定作業業務を行っています。

発電所は山奥など遠方に建設されたり、無人であったりします。そこで、ネットワーク回線を使用し、発電所から遠く離れた事務所で発電機の状態を確認できる装置のニーズが高いのです。機能としては、発電機の電圧や電流などの現在値や過去値、発電機の動作の履歴を送信するほか、故障の原因究明のために故障発生時の電圧や電流などの波形の変化をファイル化して保存することなどを持たせています。

また、発電所の建物自体は小さく、発電機や制御盤などで空間に余裕があまりない場合が多いことから、設置に際してコンパクトに収まる監視装置が必要とされています。

電気技術に関するインフラ事業で活躍したいと思いました

学部から進学した理工学研究科では、発電機やモーターといったパワーエレクトロニクス関連の研究を行っていました。パワーエレクトロニクス研究は、幅広い産業分野に活かせるテーマですが、その時から、社会に出るなら電気を使った社会を支えるインフラ関係の技術職の仕事をしたいと思うようになりました。それで、就活では電力、電鉄、水環境などのインフラ関係に事業を幅広く展開していることから、明電舎を志望したのです。入社してから4年経ちましたが、全国各地で電力の安定供給を支える遠隔監視装置の開発に携わることができ、就活時の選択が間違っていなかったというのが正直な感想です。社会に貢献できる技術を担っていることには、思った通り大きなやりがいが感じられました。

新型機への移行を進めるために
OSについて深く勉強しました

現在、既存の監視装置を新型機へ移行する作業を行っています。新型機はハードウェアの性能向上や最新OSを採用したことで、監視ソフトウェアの調整機能が追加され、処理能力自体も向上しています。この新OSの採用が簡単ではありませんでした。監視装置のソフトウェアを動作させるOSを変更するに当たり、新しいOSの動作の特徴や追加した機能の影響を正確に調べる必要が出てきたのです。一般的なパソコン用のシステムとは異なり、発電機の監視装置として使用するにあたっては、24時間365日の連続安定稼働が求められます。ところが、メモリ等の容量はハードウェアで決まっているため、長時間にわたって安定して使用するにはメモリに余裕を持たせねばならず、OSの不要な処理を停止させる必要があったのです。そこで、このOSに関する様々な情報をインターネットや書籍を調査したり、実機を用いて機能の動作や影響を検証調査したりしました。

スキルを高めて顧客から必要とされる人財を目指しています

今も仕事上で発生した問題を解決するために、あれこれと試行錯誤をするのですが、なかなか解決策が見つからず、予想以上に時間が過ぎていることがよくあります。こうした業務の停滞を招かないように、今後はスケジュールに支障をきたさないように問題解決ができるようになりたいですね。

また、お客様に寄り添って開発や製造を進めていくのが明電舎らしさだと思います。実際に、お客様の設備がある場所に行って技術的な対処や作業を行うこともあります。そこで、スキルアップの面では、現在行っている情報通信関係、そしてそれらが組み込まれる発電機関係について幅広く理解し、社内ではもちろん、重要な場面でお客様から必要とされる人財になりたいと考えています。