濁度計 TUD-211

水質計測器濁度計

濁度は水中の汚濁度を知るうえで非常に重要な指標です。

お問い合わせ

製品特長

近年、工場排水、生活排水による環境汚染が増加しており、濁度測定を必要とする場所は、上下水道だけでなく、河川・湖沼海域など広い範囲にわたっています。

  • 直接浸漬タイプで連続計プロセス用計測器です。
  • 溶液色の影響をほとんど受けません。また、緑色藻類が検出面に付着しにくくなっています。
  • メンテナンスが容易です。

上水道向け濁度計

高感度濁度計

当社の高感度濁度計は浄水場のろ過水や配水などの低濁度の管理に適した連続水質計器で、厚生省のクリプトスポリジウム暫定指針の対応に有効です。
測定原理として、レーザ光源を用いた側方散乱方式を採用することにより、0.1度の低濁度を精度良く長期安定して測定できます。
微粒子カウンタ方式のように、粒子個数の濁度への変換や試料水流量の厳密な管理は必要なく、本来の測定原理に忠実な方法で高感度化を実現しました。

  • 色度の影響をほとんど受けません。
  • 連続して高精度な測定が可能です。
  • ゼロ点やスパンの調整が簡単で、精度管理が確実に行えます。
  • 側方散乱方式は、流量変動に強く、測定精度への影響がないため試料水の流量測定の必要がありません。
  • 長期にわたる連続測定を行うと、鉄・マンガンなどの付着の可能性がありますが、発光・受光部は単純構造のため、お客様によるメンテナンスが容易です。
項目 高感度濁度計
外観  
形式 LTB-1000
測定対象 上水道ろ過水、配水の濁度
測定方式 レーザー光側方散乱方式
表示分解能 0.001度(NTU)
測定範囲 0~2度
測定精度 繰り返し性 ±3%F.S.以内
直線性 ±3%F.S.以内
出力信号 DC4~20mA(最大負荷抵抗600Ω)
0~0.25、0~0.5、0~1、0~2(度)の4モード切換
接点出力 種別 濁度異常×2、検水断、保守中
試料水条件 温度 0~40℃(凍結なきこと)
圧力/耐圧 0.02~0.3MPa
流量 0.2L/min程度
周囲環境条件 気温 0~40℃(屋内設置)
湿度 85%RH以下
較正方法 ゼロ点 レーザー光源OFF
スパン ホルマジン標準液
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 10VA以下
外形寸法 W400×H1500×D400mm(スタンド台の場合)
質量 変換器部 約5kg
検出器部 約1kg

測定精度

測定原理

レーザ光源からの光束を検水中の濁質に投射し、反射・散乱した光と光束と直角方向のフォトセルで検出する側方散乱方式です。散乱光の出力は、フォトセルから濁度信号として取り出します。

下水道向け濁度計

濁度計

当社の濁度計は直接検水に検出部を浸漬して、連続プロセス用計器として用いることができます。

  • ゼロ較正が無水で精度よく簡単に行えます。
  • 測定光として近赤外光を用いているため、検水の着色による出力の変動がありません。また、同理由により、緑色藻類が検出面に付着しにくくなっています。
  • 矩形波発光方式で、受光も交流成分だけを取り出すため、外光の多い所でも誤差なく測定が行えます。
  • 発光源として、近赤外発光ダイオードを用い、また発光の強度をフィードバック回路により制御しているため、経年変化がなく温度変化に対して安定した出力が得られます。
項目 濁度計
外観
形式 TUD-211
測定対象 水中の濁度
測定方式 90°散乱光式
最大目盛 2~200度(FTU)(FS1度ごとに設定可能)
測定範囲 最低 レンジ0~2度、最高レンジ 0~200度
測定精度 繰り返し性 1%以内
直線性 2%以内 但し、5度以下は3%以内
測定液温度 0~40℃(凍結しないこと)
出力信号 DC4~20mA(最大負荷抵抗600Ω 絶縁出力)
接点出力 種別 上下限警報、保守中、計器異常、洗浄指令
容量 AV100V 0.5A、DC24V 0.5A
周囲環境条件 気温 0~45℃
湿度 90%RH以下
電源 AC100V±10% 50/60Hz 単相 約10VA
質量 変換器部 約7kg
検出器部 約7kg

CSO濁度計

― 用途 合流式下水道改善

  1. (1)雨天時越流水の有機汚濁濃度をリアルタイムで計測します。
  2. (2)合流改善手法の策定やこれまでの対策の効果を測定でき、評価・見直しに活かせます。
  3. (3)雨天時の汚濁負荷流出状況が把握可能となり、ポンプ所や終末処理場の効率的な運転方法策定に貢献します。

CSO濁度計は、雨天時越流水の有機汚濁濃度をリアルタイムに、かつ自動的・連続的に計測することができるセンサです。管路における汚濁負荷濃度をリアルタイムに計測することにより既存施設の環境影響を把握することができ、合流改善対策の策定や評価に貢献します。CSO濁度計は、東京都下水道局様、東京都下水道サービス(株)様と共同で開発しました。

  • 球状の浮き子を有し、 降雨時のファーストフラッシュなどの突発的な流れや、雨水吐き口などで急激に変動する水位に対応可能です。
  • 検出部は、晴天時の低水位または汚水がないときは、検出器内の洗浄液中に格納され、雨天時の水位上昇の際に、自動的に突出して計測を行います。
  • 光源に発光ダイオードを採用し、寿命は半永久的です。また、散乱光強度を測定するため、構造がシンプルでメンテナンスが容易です。
項目 CSO濁度計
外観
測定対象 ポンプ場・下水管渠雨水吐き口などの水中の濁度
測定方式 光散乱方式
測定範囲 CODMn換算で0~150mgCOD/L以上
測定精度 繰り返し性 CODMn計測値と分析値の相関係数R2=0.8以上
構造 変換器部 可動式で水位が一定以上では突き出し、一定以下では洗浄薬液を満たした検出器本体に格納する構造
検出器部 浮き子を備えたフロート式で、雨天時の水位上昇と共に検出部も上昇し、越流せきの越流部近くで濁度計測が可能な構造 (設置状況に応じて、浮き子は着脱可能です。)

CSO濁度計計測値の相関

雨水吐き口の設置例

幹線流下路内にCSO濁度計、水位計などを設置します。
水位の上昇に伴い浮き子により検出器が上昇し、越流付近で検出部が突出して計測を行います。計測値は、携帯電話網を利用した監視システムを介して、Web上でリアルタイム・トレンドとして監視できます。

開発の背景

汚水と雨水を同一の管渠で集める合流式下水道には、雨天時越流水(CSO:Combined Sewer Overflow)の課題があります。快適な水辺の空間の形成が求められている中、下水道施行令の一部改正により、CSOのBOD(Biological Oxygen Demand)濃度規制値は2014年度から(処理区域面積が1500haを超える公共下水道は2024年度から)40mg/L(現行70mg/L)に強化されます。処理区域の8割以上が合流式である東京都区部などでは、一層効果的な合流改善対策の実施が必要となっており、その施策の一環として東京都下水道局様、東京都下水道サービス(株)様と共同で開発しました。

この製品に関するお問い合わせ
[水・環境システム事業部 営業部]

03-6420-7320