2008年 No.2
繰り返し曲げ応力負荷が引っ張り降伏応力に及ぼす影響(鉄鋼材料の場合)
SS400の0.005%及び0.2%耐力に及ぼす過小応力(σa)負荷の影響
SS400の0.005%及び0.2%耐力に及ぼす過小応力(σa)負荷の影響
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 長寿命域での疲労損傷の推定及び検出法の検討のため、強度レベルが異なる低炭素鋼SS400と中炭素鋼S45Cについて、回転機の実働応力を想定して過小応力を多数回繰り返した後に、引っ張り試験を行い応力ひずみ曲線の変化を精密に測定した。
 その結果、107回を超える過小応力の負荷が0.2%耐力に及ぼす影響は少ないが、0.005%耐力に及ぼす影響は顕著であった。これにより、実機の疲労損傷の検出や余寿命推定の手法として、耐力の変化を用いることの有効性を示すことができた。