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ライフサイクルエンジニアリング

ライフサイクルエンジニアリング(LCE)は

合理的な保全と最適時期の延命・更新の実現
劣化診断や組成・物性分析を取り入れた高度点検により設備の状態を的確に把握し、これにより「メンテナンス計画の適正化」や「部分延命対策」および「更新適正時期の見定め」でライフサイクルコスト(LCC)ミニマム化を実現します。
保守軽減化
お客様の人的経営資源流動化を実現するため、高信頼性機器の導入やリモートメンテナンスで保守軽減化システムをエンジニアリングします。
1. ライフサイクルエンジニアリングの概念図
ライフサイクルエンジニアリングの概念図
2. 老朽化進行期のエンジニアリングの考え方
老朽化進行期のエンジニアリングの考え方
3. 従来の保全体系と高度点検を導入した保全体系
従来の保全体系
- 保安規定に従い、点検周期・点検内容は固定的
従来の保全体系
高度点検を取り入れた保全体系
- 点検周期・点検内容は対象機器の状態に応じ フレキシブル
- 限定された停電時間内の定期点検で必要な処置を確実に実施する為、定期点検内容の事前
検討と準備→定期点検の効率化
- 中期設備計画延命・更新立案に有効なデータを保全活動のなかで効率よく収集
高度点検を取り入れた保全体系
4. 保守軽減化システム構成機器
保守軽減化システム機器 特徴
特高受電設備 ガス絶縁開閉装置 特高受電設備
C-GIS
・主回路部はガス内に密閉され外部の影響を受けない
・事故事例より、故障頻度の高い部位は巡視点検により対応可能
変圧器 変圧器 変圧器
・省エネルギーエンジニアリング、ESCO事業、エネルギー管理システムなど
高圧配電盤 固体絶縁開閉装置 高圧配電盤
SIS
・SIS ・SISは、主回路部をモールドで完全絶縁、高い耐環境性、主回路にボルト、ナットの不使用などの信頼設計
保護継電器 デジタル継電器 保護継電器
IPMAT
・自己点検機能による常時監視
・モニタリング機能によるVCB動作時間等のトレンド監視
低圧配電盤 一体形ロードセンタ 低圧配電盤
・リモートメンテナンス、保守点検サービスなど
5. 保守軽減化を目指した実施事例
保守軽減化を目指した実施事例
現状(点検周期非統一) 目標 検討項目
受変電設備機器構成 点検周期 内容 システムとして
停電保守 1回/6年

C-GIS
変圧器
SIS
IPMAT
・OPS
ケーブル
・必要点検項目洗い出し
・事故事例の洗い出し
・現状の保安規定の調査
受電設備(DS, CB) 1~3年 各機器の絶縁抵抗試験、動作試験などを1~3年毎に実施
変圧器 1~3年 変圧器絶縁抵抗試験を1~3年毎に実施
高圧配電盤 1年 各収納機器に応じて試験を毎年実施 保安規定の変更検討
保護継電器、監視設備 1~3年 保護継電器試験などを毎年実施(誘導形)
主回路ケーブル 1年 主回路ケーブルの絶縁試験を毎年実施 経済産業局の了解
■検討の実際
1. 採用機器の検討 停電保守延長が可能なシステムとしての採用機器の決定
2. 採用機器点検基準の調査 点検必要項目の洗い出し
3. 点検方法の検討 点検必要項目に対し、停電の要否、および停電回避方法の検討
4. 事故事例の確認 事故事例より点検項目の再検討 〈電気協同研究〉
5. 現状の保安規程の調査 現状を確認し、点検周期の見直し
6. 新規保安規程作成 検討結果をまとめ、保安規程を作成
7. 経済産業局への説明 説明を行い了解を得た
採用機器 停電周期 根拠
C-GIS
1回/1年



1回/6年
・信頼性の高いGISを採用(ガス内に密閉され、外部の影響を受けない)
・事故事例により、故障頻度の高い部位は巡視点検にて対応可能(ガス内の事故は皆無)
変圧器 ・点検方法を停電点検から油分析に変更(油分析は無停電にて実施でき、的確な結果を得られる
・事故事例の大部分を占める油漏れは巡視点検にて対応可能
SIS ・SISを採用
・高圧盤の主要点検項目である主回路接続部などはSISの特長により延長
IPMAT ・自己点検機能による常時監視とした
・IPMATのモニタリング機能を使用し、VCB動作時間、開閉回数のトレンドを実施
ケーブル ・IPMATのモニタリング機能により、ケーブルの漏れ電流を常時監視とし、トレンド表示を行う事により、年1回のケーブル絶縁試験を延長