ニュースリリース 2018年国交省B-DASHプロジェクトに採択されました
AIによる下水処理場運転操作の自動化・省力化技術調査を行います

株式会社明電舎(取締役社長 浜崎祐司、以下明電舎)は、広島県広島市(市長 松井一實)及び株式会社NJS(取締役社長 村上雅亮)と共同して提案した技術が、国土交通省の2018年度下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)※1に採択されました。今回採択されたテーマは、実規模実証の前段階で、AIによる下水処理場運転操作の自動化・省力化技術の実用化に関するFS(Feasibility Study)調査です。本調査に取り組む背景として、処理状況に応じた判断と対応方法をAIの活用により自動的に導出し、運転操作を効率化することで自動化・省力化に繋げることと、熟練技術者減少に伴う技術力不足への対応として、熟練技術者の行動や思考の見える化による技術継承があります。

本技術は操作履歴や水質分析、処理状況の画像や故障の異常事象などの入力データを蓄積、解析することで、AIにより処理状況を判断し、運転操作量の予測・対応方法の提示をオフライン上で行う技術です。本調査では、出力結果と実際の運転状況を比較し、AIアルゴリズムを修正・再学習させることでAIの精度を高めていき、実用化に向けた信頼性や導入方法について調査を行います。また、将来的にデータを蓄積していくことで、今まで人手での運転では気づかなかった異常の検知、原因と相関性がある因子の抽出ができ、新たな運用方法がAIで実現できる可能性があります。
明電舎は今後も革新的な下水処理技術の開発で社会インフラを支える企業として邁進してまいります。

調査実施概要




※1 B-DASHプロジェクト(下水道革新的技術実証事業)とはBreakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Projectの略で、下水道事業において抱える様々な課題に対応するために必要な新技術の開発・活用について、平成23年度より、国が主体となって、実規模レベルの施設を設置して技術的な検証を行い、ガイドライン化して革新的技術の全国展開を図っていくことを目的として実施しているもの。また、平成28年度からは、実規模レベルでの実証の前段階として、導入効果などを含めた普及可能性の検討や技術性能の確認を行うFS調査を実施している。 

 

本件及び取材に関するお問い合わせ先

株式会社 明電舎  広報・IR部 広報課
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