ニュースリリース 2016年永久磁石保持電磁操作形真空遮断器(VR形VCB)累計出荷台数10,000台を突破

 株式会社明電舎(取締役社長:浜崎祐司/東京都品川区)は、2016年11月に永久磁石保持電磁操作形真空遮断器(以下、VR形VCB)の累計出荷台数が10,000台を突破しました(国内・海外合計)。VR形VCBは、「高機能」「省エネ」「小型・軽量」をコンセプトに開発され、2004年に初号器を出荷して以来、販売台数を伸ばしてまいりました。操作機構に従来の電動ばね方式よりも構造が簡単で部品点数が少ない永久磁石保持電磁方式を採用することにより信頼性が向上したものです。また点検時に機構部への注油が不要なためメンテナンスの省力化も実現しています。

VR形VCBとは

定格電圧7.2kVで、永久磁石保持の電磁操作器を持つVCBです。
標準形の他、明電舎製VCBのレトロフィット形があります。
主な納入先は各電力会社及び鉄道会社、官公庁施設などです。

本製品の特長は以下のとおりです。

① 高機能
・従来の電動ばね方式に比べ、構造が極めてシンプルな永久磁石保持電磁操作方式を採用することにより部品点数を大幅に削減
・高性能グリース使用(一部グリースレス)の採用により経年劣化によるグリースの固着が無くなり、機構部の信頼性が向上。更に点検時の注油不要(点検時の作業量は当社比57%削減)。
・主回路絶縁材は高信頼性エポキシ樹脂を採用。

② 省エネ
・磁気回路解析により操作機構構造の最適化を実施し
開閉操作時の消費エネルギーは大幅減少(当社比50%削減)。

③ 薄型化(標準型)
・奥行き寸法を縮小(当社比20%削減)。
盤巾500mm~700mmの盤に収納可能(VR-1形)。

④ レトロフィット形(グリースレス)
・10~40年前に製造した明電舎製VCBのレトロフィット器を  品揃え。VCB更新時の盤改造が不要(配線部を除く)。


標準形(高性能グリースタイプ)


レトロフィット形


明電舎は、変電事業分野において国内外の更新需要、新興国の電力インフラ整備などに対応するため、製造・販売及び開発を一体化した体制の構築に加え、拠点及びパートナーの戦略的な配置・創生によるネットワークを最大限活用し、全世界的な市場拡大を目指しています。
明電舎は、世界で初めて特高用VCBを製品化した世界トップクラスの真空遮断器技術を強みとして、更なる開閉装置の小形化、地球環境負荷軽減に対応した製品開発に努めてまいります。

 

本件及び取材に関するお問い合わせ先
株式会社 明電舎  総務部 広報課
電話 03-6420-8100