経営方針・体制リスクマネジメント

明電グループでは、さまざまなリスクについて、未然防止及び発現時の影響の最小化に向けた活動を推進し、グループ全体でのリスク管理体制の強化を図っています。

リスク管理体制の強化

全社危機管理委員会の運営

全社危機管理委員会と既設体制の関係図

当社では、当社グループにおいて、起こりうる問題に対して、危機管理を統括できる体制を整え、重大かつ横断的な危機に対応することを目的として、全社危機管理委員会を設置し、以下の役割・機能を持たせています。また、全社危機管理委員会は各専門委員会と連携しながら、想定されるリスクと重要性について検討し、対策の優先順位を決定しています。
1.重大かつ横断的な危機に対する基本方針を策定する。
2.それぞれの関連組織が危機管理面で有効に機能しているかを定期的に確認・評価して、改善・向上を促進する。
3.平時から危機を未然に防ぐための諸施策の策定を促進する。
4.発生している危機に対する会社の方針を決定する。

2014年度の重点実施事項

2014年度は、リスク事象発生時等の情報伝達に関する規程類の整備を実施しました。また、防災に関する取り組みとして、次項に述べる首都直下型地震に関するシミュレーションを行いました。
2015年度は、海外におけるリスクマネジメントの体制整備、強化を図っていきます。

総合防災訓練の実施

2014年度は、首都直下型地震に関するシミュレーションを行いました。首都直下型地震が発生した場合の明電グループの東京地区の拠点の被害想定等を確認するとともに、被災後に本社機能を維持していくためのシミュレーションました。このシミュレーション結果に基づき、本社機能維持に関する課題について、今後も継続して対策を行っていきます。
2015年度は、首都直下型地震が発生した場合の災害シナリオを作成し、他地区との連携も含めた防災訓練を実施する予定です。

情報セキュリティ管理の強化

情報セキュリティ管理体制図

明電舎は、当社の取り扱う情報資産に関するセキュリティの確保を重要な経営課題と認識し、情報資産を災害・事故・犯罪・過失などの脅威から保護します。また、情報セキュリティの管理を確立・維持することで、情報の漏洩・改竄・盗難などの情報セキュリティ事故の未然防止に努めます。
2014年度は、明電グループ全体で情報セキュリティ教育(eラーニング)を継続するとともに、ハード面の対策強化に取り組み、情報セキュリティ対策の一層の強化を図りました。

知的財産保護・活用の取り組み

明電グループでは、「明電グループ企業行動規準」を定め、法令その他の社会的規範の遵守に努めています。 知的財産についても、他社の知的財産を尊重すると共に、自社グループの知的財産の保護・活用に取り組んでいます。

知的財産基本方針

中期経営計画「V120」において、「製品競争力の強化」を基本方針として掲げています。知的財産部では、研究開発活動のサポートを行い、その成果を知的財産で保護された独自技術として獲得し活用することで、製品競争力の強化を目指していきます。
さらに、他社知的財産侵害などのリスクを軽減することで、事業・経営に貢献していきます。

体制

知的財産部では、明電グループ全体の知的財産の獲得・維持管理などを行っています。また、技術部門には「パテントマネージャー」を各々配置し、知的財産部とパテントマネージャーが連携することにより、研究開発や事業に即した知的財産戦略を推進しています。

グローバル化に向けた活動

中期経営計画「V120」においては、国内事業の収益基盤強化に加え、海外事業の成長拡大を基本方針として掲げています。知的財産部では、海外戦略と連携した知的財産権の獲得・活用を推進し、また、侵害予防調査を強化することにより紛争を回避し、海外事業の成長拡大に貢献していきます。